Chapter 3
1 ST STORY
ALLEE
早足で歩く女の子を見失わないように、ボクはほとんど駆け足で追いかける事になった。
見覚えのある風景。ここは確か…。
以前、祐一君と一緒に来たところだ。じゃあさっきまでいた場所は学校の近くだったのかな…。
少女「何やってんだぁ! 置いていくぞー!」
突然、大きな声が聞こえる。前を見ると女の子の姿はすでに小さくなっていた。
あゆあゆ「ま…待ってよぉ…」
息を切らせつつ、ボクは女の子の元へと駆けて行く。
そんなボクに一瞥をくれると、女の子は再び歩き出す。
少女「追いついたならとっとと行くぞ、来訪者」
来訪者。女の子はさっきからボクの事をそう呼ぶ。
あゆあゆ「ちょ、ちょっと待って!」
慌てて呼びとめると、女の子は立ち止まって振り向いた。
少女「なんだ? 休憩は無しだぞ」
美汐「とりあえずだ。オマエ、魔法って信じるか?」
あゆあゆ「へ、魔法?」
美汐「おう、魔法だ」
ステーン。
美汐「オレはさっきからまじめに話してるわい!」
あゆあゆ「ふぐぐぐぐぅ~っ!!」
美汐「だから突拍子もない話だって言っただろうが!」
しばらくブルドッグをしたら気が済んだらしい。
みしおちゃんは落ち着いて話の続きをはじめた。
美汐「つまり、だ。オマエはこの世界の裏側からやってきた異世界人なんだよ」
美汐「ああ。原画担当者が違うからな」
あゆあゆ「……」
それは楽屋オチだよ、みしおちゃん…。
美汐「っつーわけで納得したか、来訪者?」
あゆあゆ「なんとなく納得できない部分はあったけど、とりあえず了解だよ♪」
美汐「順応力高いな…」
美汐「オマエは人の話を聞いてなかったんかい!!」
美汐「さっき秋子さんのところに連れていくって言っただろォッ!!」
選択肢
美汐「オマエは人の話を聞いてなかったんかい!!」
美汐「さっき秋子さんのところに連れていくって言っただろォッ!!」
A:言ってないよ
B:聞いてなかったよ
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